TG-7で「深度合成」さんぽ vol.2

TG-7で「深度合成」さんぽ vol.2

こんにちは。NATURE CLIPS事務局の おーさん です。

前回vol.1ですが、当サイトでは比較的アクセスがよく、ありがとうございます。

アウトドアカメラ[TG-7]を使った深度合成撮影。少し成長しましたので、続編でございます!

 

改めて「深度合成」について

vol.1と同じ文章ですが、

TG-7の「深度合成モード」はピントをずらしながら撮影した複数の写真を、自動で合成する機能です。手前から奥までピントが合った写真を作ることができます。

撮影している間被写体が動かなければ、ピシッとピントが合った写真が撮れます。

 

例として、娘と散歩していた時の写真です。

まずは 深度合成 前

続きまして深度合成 後

合成後ですと、背景がぼやけてないのがおわかりでしょうか。

この写真はいい深度合成の例ではないですが、この後魅力が伝わればと思います。

 

ちなみに、この被写体が何かというと、柵にとまったハシブトガラスが吐き戻したもの、です。

深度合成撮影していると、ワンショットに少し時間がかかるので、近くにいたファミリーが「なにを撮っているんですか?」とワクワクしながら声をかけてくれたんですが、

「えーっと、カラスが吐いたものですぅ...」と、なんだか申し訳ない回答になりました。

これ、何を吐いたんでしょうね?植物のタネっぽいので、今度当社植物調査担当に聴いてみます。

 

おもしろ失敗(?)例

 深度合成撮影は、一回のポチっとで複数枚撮影するのですが、その撮影中に被写体が動くと不思議な写真ができあがります。

まずは合成していない写真がこちら。

どうも、こんにちは。

あ、ちなみに私、虫が苦手ですからね。頑張って近づいています。涙ぐましい努力で、近づいています。

 

トンボさんもずーっとじっとしているわけではありません。頭くらい動かします。

そんな瞬間にシャッターを押した、深度合成 後です。

ぎゃ、ぎゃああああ!

と、まぁ、こんな失敗?が楽しめるのもよいところです。

普通に写真を撮る時よりも、仕上がりが気になるというか、1枚の写真をじっと眺める時間が多い気がします(個人の感想です)。

 

うまく撮れるようになってきた

ここからは、一気に数点お見せします。

 

深度合成 前

深度合成 後

セスジスズメです。じーっとしていたので、しっかり撮ることができました。厚みのある大きな被写体に、テンション上がってしまいました。

モフモフしている被写体は、深度合成の楽しさがわかりやすいかもしれません。

 

深度合成 前

 

深度合成 後

クヌギのドングリの先っぽです。

細かいトゲトゲを撮ってみました。当然ではありますが、視点がかなり近づくので、新しい発見があるのも楽しいです。

 

深度合成 前

 

深度合成 後

陸貝のなかまです。(これも当社社員に調べてもらいますね...)

私の手指が映っているので、かなり小さい被写体であることが伝わるかと。

陸貝もTGの被写体としてすごくよい!かもしれません。

 

深度合成 前

 

深度合成 後

ヒロヘリアオイラガです。

「日本の侵略的外来種ワースト100」の1種です。

が、私が深度合成した中では、今のところベスト1と感じております。

やはりモフモフと深度合成は、よいですね。

 

またやります

vol.1で紹介したY先輩と、TGを使ったフユシャクガ観察会を予定しているので、このブログはまた続きます。

上達(するつもり)の様子を見守っていただければ嬉しいです。

ではまたっ。

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