レポート「第3回 京都彼岸山 クリスマスリースづくり」

レポート「第3回 京都彼岸山 クリスマスリースづくり」

京都・彼岸山で長年、里山保全の活動に取り組まれているHoney Woodsさん。今回は、その里山に訪れ、その里山の植物を活かしたクリスマスリース・スワッグづくりを行いました。制作のご褒美には、彼岸山で採れたハチミツをたっぷりと入れた紅茶と、同じく彼岸山で採れたハチミツを使って作られたビスキュイを召し上がっていただき、素晴らしい紅葉の中、ゆったりとした時間をお過ごしいただきました。

 

■開催概要

 日 時: 20241130() 午前 9:0012:00/午後 13:0016:00

 場 所: 京都・彼岸山(京都府亀岡市)

 参加者: 午前58名、午後68

※作業スペースの制約から、人数を絞らせていただきました。ご参加できなかった皆さま、またの機会に是非!

 主 催: Honey Woods、株式会社地域環境計画(ちいかん)

 

■里山のご紹介とリース・スワッグの材料集め

天候がどうなるかは、スタッフ一同ドキドキしながら、週間天気予報と日々にらめっこしておりましたが、幸い当日は朝から好天に恵まれ、ひんやりとした晩秋の空気の中、皆さまにお集まりいただきました。

先ずは、Honey Woods中島さんから、里山保全の経緯などを簡単にご紹介。その後、早速みんなでリース・スワッグを作るための材料を探しに、剪定ばさみを片手に散策出発です。

皆さんに思いおもいに集めていただいたのは、ヒカゲノカズラ、ヒノキ、アオキ、スギの4点。ヒカゲノカズラは、林床に生えるツル状のシダ植物。大きなスギゴケみたいでフワフワです。昔から神事にも利用されることもあるようで、なかなか貴重なものです。

 まずは材料集めに出発!

 

■リース・スワッグの土台づくり

材料を集めたら、次はリース・スワッグの土台作りです。

3日ほど前に切り出しておいたクズのツルを、各人が自由に纏めていきます。先ず、今回の講師である、フラワーアーティストの村島純子さんから、つくり方をご紹介いただき、その上で、みんなツルを手に取って作業開始。乾燥しすぎていない適度な硬さのツルですので、皆さん、楽しげにクルクルと丸めて形にしていました。

楽しくリース・スワッグの土台づくり

 

■いよいよリース・スワッグを制作

次に、山小屋の中で、リース・スワッグを制作していきます。自分で集めた彼岸山の素材に加えて、村島さんが予めご用意いただいたドライフラワーやマツボックリなど、様々なものを自由に土台に加えていきます。材料の固定にはグルーガンなどを使いながら、皆さん着々と盛り付けている、という感じでした。色々とバランスを取ってみたり、ちょっと色の違うものをアクセントに入れてみたり、黙々と作業に没頭されていました。

できあがったリースやスワッグは、外のテーブルの上に並べてみたり、山小屋の柱に掲げてみたりしての撮影タイム。皆さん満面の笑みで撮られているのが、とても印象的でした。

 真剣なまなざしで説明に耳を傾ける皆さん
 
できあがったリースやスワッグの撮影タイム!

 

■お楽しみのハチミツ紅茶

制作がひと段落したら、いよいよお待ちかねのハチミツ紅茶タイム!彼岸山で採れたハチミツをタップリ入れながら、紅茶やビスキュイを召し上がっていただきました。

リースやスワッグを眺めながらハチミツたっぷりの紅茶とビスキュイを満喫

 

まったりとした時間を過ごした後は、各自で作ったリース・スワッグを手に満足げに、しかし名残惜しそうに彼岸山を後にされていました。

 

■参加された皆さんの声

皆さんより色々なご意見をいただきましたが、複数あったご意見としては、以下のようなものがございました。とても嬉しいご意見も含めて、スタッフも皆さまからたくさんの元気をいただきました!

 ・楽しかった!おいしかった!またやりたい!

 ・季節ごとに里山体験したいです。

 ・美しい自然の中で幸せな時間をすごせました。

 ・部屋が少し暗くて、手狭な感じだった。

こうしたご意見を更に取り入れながら、今後も色々と企画、開催していければと考えております。

 

■事務局からの御礼とお知らせ

肌寒い中、お時間をかけてお越しいただいた方も多く、スタッフ一同、改めて御礼申し上げます。

彼岸山の活動を知っていただき、更に自然やハチミツなどに色々と関心を持っていただき、更に皆さんが自然に親しむきっかけになっていれば、嬉しい限りです。

引き続き色々と情報発信しながら、皆さまにお越しいただける類いのご案内もできればと思っておりますので、是非お楽しみに!

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