豊田市自然観察の森おすすめスポット

豊田市自然観察の森おすすめスポット

こんにちは、NATURE CLIPS事務局のおーさん(30代)です。

NATURE CLIPSでは、2024年度に愛知県・豊田市にある「豊田市自然観察の森」にて様々なイベントを開催する予定です。

この記事では「豊田市自然観察の森」をご紹介します。お出かけ前に是非ご覧ください!

 

どんなところ?

豊田市自然観察の森のホームページではこちらのように紹介されています。

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豊田市自然観察の森は「生物多様性」を考えるきっかけ作りをお手伝いする環境学習施設です。里山の景観や谷戸、ため池、湿地など、生き物を育む環境があります。

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こちらが、おーさん作成の非公式マップです。
イベントの時に使いやすいようにアレンジ中です。

本当はもっと広く、ラムサール条約に登録されている湿地などもありますが、私たちの実施するイベントのためにあえて削っています。

公式マップはこちら→

  

「わ、広い...」と思いましたか?

全部を1日で周ろうと思うと確かに大変なのですが、ポイントを絞るととてもコンパクトに楽しめる森です。

 

 

おーさんのおすすめの過ごしかた

私は、ネイチャーセンターからどのスポットも長くて20分くらい歩けば行けることに、この森の魅力があると考えています。

少し歩くだけで、色んな環境を見に行くことができます。

子どもたちと一緒だともう少しかかりますが、普通の山歩きよりも緩やかなのでとても楽です。


STEP1

ネイチャーセンターの展示・資料、スタッフさんやボランティアさんとのお話しから観察したいこと、体験したいことに合わせて、周るスポット・コースを考えてから出発!

STEP2

各環境・各ポイントに向けてピクニックをしながら、目的を達成したり、予想外の経験をする!

STEP3

ネイチャーセンターに戻って資料を調べたり、スタッフさんやボランティアさんとお話ししたりして観察体験の補足をし、次に来る時の目的を決める!


というのが、私のおすすめの過ごし方です。

ネイチャーセンターにあるモノ・ヒトを活用して、
体力や体験したいことに合わせて、
その日に周るスポット・コースを考えること。
それがコツだと思います。

 

おすすめスポット

 

24年4月から働いてらっしゃる森のスタッフの皆さんに、おすすめスポットを伺ってみましたので、ご紹介します。上記マップにも旗を立てておきましたので、ご参考までに。

5月と8月に撮影した現地の動画もございますので、是非ご覧ください。

 

寺部池の東にある湿地

少し暗い下り坂を抜けて、モロコの交差点からパーっと広がる風景がとても綺麗です。ドジョウもいるそうで、ドジョウ好きなスタッフさんのお気に入りスポットです。オオタカやカワセミの鳴き声が綺麗に響きます。

 

セミの交差点のベンチ

標本資料館の横の道を登り、バッタの小屋を抜け、鉄塔のところを右に折れて尾根道を進んでいくと、セミの交差点のベンチにつきます。いつも風が流れていて、ちょうど良い休憩スペースなのだそうです。南北からのルートでは登りきって着く場所なので、上がった呼吸をここで整えてみてください。

 

つどいの広場

ネイチャーセンターから出てすぐの、観察の森に入っていくスタートとなる場所です。コンパクトですが、草地がありバッタやトカゲたちの集まる、小さなお子さんや体力に自信のない方でも観察が楽しめる空間となっています。

 

ヨシの湿地へ向かう道

アカガエルに出会えたり、課題はあるもののイノシシの掘り返し跡が見られたりするなど、森にたくさんの生きものがいることを実感し、生きものの話をしながら湿地に向かうことができる緩やかな坂道です。
おーさんが5月にこの道とヨシの湿地を訪れた時には、たくさんのトンボに出会うことができました。

 

トンボの湿地

8月はヒメミクリが咲いています。一気にまとまって咲くのではなく、あっちでポツっと咲いたら、次の日はこっちでポツっと咲くような、小さくて可愛い花です。他ではなかなか見られないらしく、まとまって見られるのはこのトンボの湿地ならではなのだそう。
また、トンボの湿地は「ガサガサ」を体験するのに最高で、子どもたちと教育プログラムで実施するのがとても楽しいそうです。

※イベントや学校の授業などの場合以外は、許可なく水辺の生き物捕獲はできません

 

寺部池の散策道路

舗装されているので、初心者としては安心・安全に、池の周りを散策しながら植生や鳥を観ることができる道です。道沿いにある観察デッキに入ると、一度左右の視界が遮られた後に正面に池の景色が広がるので、開放感がとても気持ちいいです。

 

展望台

豊田市自然観察の森は、豊田市の山間部に入っていく「入口」のような、高さが上がっていくところにあります。展望台からは豊田市街や豊田スタジアムを一望することができ、心が洗われるような見晴らしのよさがあります。
豊田スタジアムは名古屋グランパスのホームスタジアム。試合前にユニフォームを来て訪れてくださる方もいらっしゃるとか。アウェイサポの皆様も是非!

 

斜面いっぱいのシダ

[9:セミの交差点]と[F:ヒメタイコウチの交差点]を結ぶ道沿いに、斜面一面にぶわーっとシダが生えているところがあります。森の中でまとまって生えているのはここだけで、おそらく地下水からの湿気や日当たりなどが絶妙なのかもしれません。
おーさんが5月に訪れたときは新葉がとても綺麗でしたので、動画に入れておきます。

 

おすすめスポット動画

  

どこにあるの? 

Googleマップを貼ってみました。

豊田市の市街地と、森や山との境界のようなところにあるのがお分かりいただけますでしょうか?

豊田市駅から東へひたすらまっすぐ、矢作川を越え、豊田スタジアムを過ぎ、住宅地をどんどん進んだ先にあります。

 

公共交通での、おすすめアクセス

公式の「アクセス」ページはこちら

豊田市駅で電車を降りたら、東口を出てすぐの「おいでんバス」のバス停へ。

森の方へ向かうバスは1時間に1~2本程度ですので、注意です。
近くに「カフェ・ド・クリエ」があるので、ちょっと作業しながらバスを待ちたい人におすすめです。バス停が見える席もあります。

[自然観察の森]バス停で降りれば、ネイチャーセンターにすぐに入れるのですが、ネイチャーセンター前を一度通り過ぎて、森近くの住宅地を回ってから向かうことになるので、急いでいる人にはタイムロスに感じられるかもしれません。

[東山町五丁目]で降りれば、最寄りのコンビニに立ち寄って、食べ物などを補給してから森に行くことができます。コンビニから森へは450mくらいです。

ネイチャーセンター前に飲料自動販売機はありますが、食品販売はございませんので、丸一日森で過ごす予定の方は、事前に購入するとよいでしょう。

ネイチャーセンター前の道は中央分離帯があり、センターすぐ前では横断することができませんので、必ずコンビニ前の信号・横断歩道を渡っておきましょう。

 

車でのアクセスの注意点

ネイチャーセンター・駐車場前を通る[外環状線]には、中央分離帯があります。[左折]でしか駐車場には入れませんので、ご注意ください。

 

イベントのご案内

イベント実施日程が決まりましたら、こちらでもご案内いたします。

いましばらくお待ちください。

 

豊田市自然観察の森、是非行ってみてくださいね!

 

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