豊田市自然観察の森では、ちいかんの自主事業として様々なアイテムの提供（販売）をしております。
今回は、その中のひとつ、「日本鳥類保護連盟」さんについてご紹介します。
■日本鳥類保護連盟さんとのご縁
日本鳥類保護連盟さんとのご縁は、長年生きもの調査に携わってきたちいかんですので、いつからということは正直分かりませんが、色々な形で連携させていただいています。この数年でも、社員が使わなくなった双眼鏡を集めて寄付したり、ちいかんが主催するネイチャー甲子園にご協力いただいたりするなど、とても良好な関係を築かせていただいています。
双眼鏡を寄付した時の様子（連盟専務理事＆ちいかん社長） 2022年4月21日 撮影
■鳥類を起点とした生物多様性保全を当たり前の社会に
日本鳥類保護連盟さんは、昭和22年に日本における鳥類保護とその普及啓発を推進するために設立されました。以来、鳥類をはじめとする野生生物の保護を広く普及するとともに、その保護を推進し、生物多様性の保全に貢献することを目的として、広く活動を展開されています。
生きものを保護していくためには、その生きものの生息・生育環境全体を認識して、生態系全体を保護していくことに他ならないので、生物多様性の保全に寄与する活動を長年継続されてきたと言えます。
普及啓発室の室長岡安さんは、様々な普及啓発活動を実践してきたからこその強い想いが言葉の端々から熱く伝わってくる方で、今回の豊田市自然観察の森での販売に当たってもたいへんお世話になりました。
日々活躍されている岡安さん、お人柄に惹かれる方です
■お手頃なバーズピンズが大人気！
現在、豊田市自然観察の森で取り扱っている日本鳥類保護連盟さんのアイテムは、
- バーズピンズ
- G-Speak、野鳥シート
の大きく２種類です。特に可愛らしくイラストされた鳥のピンバッジは、岡安さんたちのご努力もあって、ワンコイン以内の価格設定。ちょっとしたお土産にも大人気です。ピンバッジですので、帽子やリュック、カバンなどにちょっと付けて歩くだけでも、気分は上がります。
■生きもの調査のプロもだまされた！G-Speak
豊田市自然観察の森の棚には、音声再生・録音ペンG-Speakと野鳥シートのサンプルも並んでいます。野鳥シートの♪（音符）マークにペンをかざすと、その生きものの鳴き声を聞くことができますので、小さなお子さんにも楽しんでいただいています（～鳥から知る～環境ものさしは、G-Speakに対応しておりません）。
実際、ちいかんで６月のとある日、テラスでアブラゼミを鳴らしていたところ、中から社員が「もうアブラゼミ鳴き始めたの？！」と飛び出してきたほどのものです。「だまされた～！」と悔しがる以前に、ちょっと鳴らしただけで瞬時に反応するうちの社員。そちらの方が凄いです（笑）
自然観察会の予習、復習にもとっても便利。観察会の指導員の方にも愛用いただいている方は少なくありません。鳴き声を口頭で伝えるのはとても難しいのですが、こういったアイテムがあるととても重宝するんです。
また、野鳥シートは両面にそれぞれの生きものが載っていますので、好きな生きものの下敷きとしてお土産に購入いただく方も少なくありません。色々な形で生きものを好きになっていただくことは、こちらの願いでもありますので、シートだけご購入いただくだけでも温かい気持ちになります。
豊田市自然観察の森で、是非サンプルをお試しください！
日本鳥類保護連盟さんの各種アイテムは、豊田市自然観察の森のネイチャーセンター受付脇で販売しておりますので、是非足をお運びいただけますとスタッフ一同大喜びです。また、近日ECサイトでの取り扱いも始めますので、どうぞご期待ください！
引き続き、熱い想いで選んだものをご紹介して参りますので、どうぞお楽しみに！