[解説]生きもの調査員検定!自動撮影カメラにうつったのだーれだ?

このページは、
生きもの調査員検定!自動撮影カメラにうつったのだーれだ? の、
解説ページです。

まだやっていない人は、クイズが終わってから見てくださいね。
この画像をタップするとクイズができます。

 

 

やったよ!という人は、下にスクロールしてください。 

 

 

 

 

 

 

 

Q1

これは簡単ですね。アライグマです。

しっぽのシマシマもようで、すぐにわかります。

タヌキのイラストでシマシマもようが描かれていることがありますけど、タヌキにシマシマもようはありません。

ようく見ると、耳のふちが白色であることもアライグマの特徴です。

タヌキやハクビシンの耳のふちは黒っぽい色をしています。

 

Q2

こちらがタヌキです。

肩のあたりに黒っぽい帯のようなもようがあるので、「アライグマではない」とわかります。

 

Q3

ハクビシンです。

おでこから鼻にかけて、まっすぐな白い線があります。

カラー写真だと、鼻がピンク色をしている個体が多いです。

アライグマよりもしっぽが細くて長いです。

 

Q4

アナグマは、タヌキにくらべるとずんぐりした印象です。

全体的にまるまるとしてて、頭・耳が小さく、しっぽが短いのも特徴です。

森や動物園で見かけると、「ひらべったい!」って思います。

 

Q5

黄色いですね。キビタキです。

オスです。メスはこんなはっきりとした色をしていません。

黄色い眉毛のような模様も特徴です(「眉斑 びはん」と言います)。

 

Q6

コゲラです。

ずぶぬれでわかりにくいですが、ツバサのシマシマもようで見分けます。

 

 

Q7

コジュケイです。

顔の赤茶色と、くすんだ青色。
そして体の形で見分けます。

 

Q8

アオゲラです。

こちらもずぶぬれでわかりにくいですが、ツバサと背中が黄緑色をしています。

 

Q9

こちらはツミ(メス)という小型の猛禽類です。

下の写真のオオタカと比べると、だいぶ小さいのがわかります。

カラスくらいの大きさならばオオタカ、ハトより少し大きいくらいのハイタカ、ハトからヒヨドリくらいの大きさならツミです。

ツミのメスと少し大きなハイタカのメスはとても似ています。

眉毛のような模様(眉斑 びはん)が、ツミはあっても分かりにくく、頭の後ろまで伸びていることがほとんどありません。ハイタカはハッキリと見えることが多いです。

また、黄色い虹彩も特徴ですね。「アイリング」と呼ばれています。 

 

 

Q10

これは、だいぶイジワル問題です。

当社社員からも、

ひどい!白黒でかつ、撮影日のヒントもなくて、キビかオオルリかルリビを選ばせるなんて(笑)

と言われました。

たぶん、きっと、キビタキです。

・オオルリにしては、ちょっとずんぐりしている(気がする)
・なんとなくアイリングがはっきりと見える(気がする)
・嘴がまっすぐで、カギ状に曲がってるようには見えない(気がする)  

間違ってたらごめんなさい・・・

 

撮影に使用したトレイルカメラ

 

ありがとうございました!

ご参加いただき、ありがとうございました。

「ちいかんの森づくりプロジェクト」で撮影できた写真や動画で、またクイズ/生きもの検定を実施したいと思います。