こんにちは。NatureClips事務局新人のYです。
この度、事務局内で実施が熱望されていた、防寒長靴及びFieldwork Glovesの防寒性能試験の実施が実現いたしました!その様子や結果の一部、および、使用感をご紹介させていただきます。
結論から述べますと、なかなか良い結果が得られたと感じています。正直、-40℃の世界で通用するのか、不安もありましたが、15分間は問題なく過ごせることが分かりました。
特に防寒長靴は、一般的な長靴と比較した結果、明らかに良い防寒性能を有していました。また、Fieldwork Glovesに関しても、目指していた性能である「グローブをしたままでも作業できる」がきちんと発揮されていました。
ぜひ、Fieldwork Gloves及び防寒長靴の性能を皆様にも体感して頂きたいと考えています。
フィールドブーツ 防寒タイプ
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Fieldwork Gloves |
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それでは様子も含めて、実験の内容をご紹介させていただきます。 まず人工気象室の外観です。
こちらの人工気象室は室内温度を-40℃まで下げることができます。今回は-40℃での実験と-15℃での実験を行いました。実験は、いろいろと装備を変えて行いましたが、どのような装備で-40℃の室内に入ったのか、一例を紹介させて頂きます。
この時は、防寒性能を防寒手袋とFieldwork Gloves及び防寒長靴と一般的な長靴で比較するため、左右で装備を変えています。こちらの装備でYは-40℃の室内に15分間いました。
室内に入った様子がこちらです。
何よりも耳が寒かったです。ので、この写真を撮ったのち、フードを被る形にしました。また、鼻毛が凍っていくのが分かりました。(鼻の中が徐々にごわごわしてきます)
さてサーモグラフィーの結果ですが、以下のようになりました。
こちらは、実験前の長靴装着前の様子です。足先が暖かくなっている様子が分かります。
こちらが、-40℃の室内に15分いた後、長靴を脱いですぐの様子です。左足に防寒長靴、右足に通常の長靴を装備していましたが、防寒ブーツのほうの足のほうが、かなり保温されていたことが伺えます。
Fieldwork Glovesと、防寒手袋の比較では、防寒性能では防寒手袋のほうが良い結果となりましたが、筆記ができる点や、霧吹きをしてから-40℃の室内に入っても、撥水性能のおかげで凍結しないため、ごわごわしない・しなやかに使えることが実感できました。細かい作業が必要なシーンでの活躍が期待できます!
以上、防寒性能試験の結果レポートとなります。ぜひ、NatureClipsで扱っている防寒長靴及びFieldwork Glovesをご検討頂けますと幸いです。