夏休みはお子さんと一緒に昆虫採集に出かける絶好のチャンス!この記事では、子どもと楽しむ昆虫採集を成功させるための、虫捕り網の選び方・使い方を徹底解説します。
昆虫を思うように捕れるか捕れないかは、子どもがより自然に親しみたいと感じるか、逆に関心を失ってしまうかの大事なポイント。網の選び方や様々な昆虫の捕まえ方、そして捕まえた後の取り出し方まで、具体的な方法を分かりやすくご紹介。さらに、安全に楽しく昆虫採集をするための注意点やポイントも。この記事を読んで、充実した昆虫採集にしましょう!
1. 虫捕り網の種類と選び方
虫捕り網は、種類によって特徴や適した虫が異なります。網の大きさ、柄の長さや素材、網の素材や深さなど、様々な要素を考慮して選ぶことが重要です。それぞれの特徴を理解し、捕まえたい虫や場所に合わせて最適な網を選び、快適な虫捕りを楽しみましょう。
1.1 網の大きさで捕まえやすさが変わる!
網の大きさは、捕まえやすさに大きく影響します。捕まえたい虫の種類や、虫捕りをする場所に合わせて最適なものを選びましょう。
※水の中にいる昆虫には、たも網を使いますので、そちらでご紹介します。
1.1.1 一般的な虫捕り網
最も一般的な虫捕り網は、円形の枠にナイロン製の網が張られたものです。ホームセンターや100円ショップなどで比較的安価に入手できますが、網の目が粗く、径も小さいものは、虫を傷つけたり殺してしまうことが増えるので、正直なところあまりお勧めできません。
1.1.2 柄が伸縮する虫捕り網
柄の長さを調節できる伸縮式の虫捕り網は、高い木の上や遠くの虫を捕まえたい場合に便利です。収納時にコンパクトになり、持ち運びにも優れています。
長さ調節の際にしっかりと固定できるかを確認し、使用中に柄が縮んでしまわないように注意しましょう。
1.1.3 折りたたみ式の虫捕り網
折りたたみ式の虫捕り網は、持ち運びに非常に便利です。リュックサックに入れて気軽に持ち運ぶことができます。
Nature Clipsでお勧めしている虫捕り網は、柄も伸縮でき、網の部分も取り外して折りたためるコンパクトさと使いやすさを両立した商品です!
1.2 網の素材と深さにも注目!
網の素材や深さも、虫捕りの成功率を左右する重要な要素です。虫の種類や目的に合わせて最適なものを選びましょう。
1.2.1 網の素材
素材 |
特徴 |
適した虫 |
ナイロン |
丈夫で耐久性があり、水に強い。価格も比較的安価。 |
バッタ、トンボ、チョウなど、一般的な昆虫 |
ポリエステル |
ナイロンよりも柔らかく、虫を傷つけにくい。速乾性にも優れる。 |
チョウ、トンボなど、繊細な昆虫 |
絹 |
非常に柔らかく、虫を傷つけにくい。チョウの鱗粉を傷つけにくいのが特徴。高価な場合が多い。 |
チョウなどの鱗粉が重要な昆虫 |
1.2.2 網の深さ
網の深さは、虫の逃げやすさに影響します。深めの網は虫が逃げにくく、大型の昆虫や飛翔力の高い昆虫の捕獲に適しています。一方、浅めの網は虫が逃げやすいものの、観察しやすいため、小さな昆虫や動きの遅い昆虫の捕獲に向いています。
また、網の深さだけでなく、網の枠の径も考慮することが重要です。枠が大きすぎると扱いにくく、小さすぎると虫を捕まえにくいため、バランスの良いものを選びましょう。
NatureClipsでは、下記の虫捕り網をお勧めしてます!
2. 虫捕り網の使い方をマスターしよう
虫捕り網は、ただ振り回せば良いというものではありません。正しい使い方をマスターすることで、捕獲率を格段に向上させ、虫を傷つけずに捕まえることも可能になります。ここでは、網の振り方や虫の捕まえ方、そして捕まえた後の取り出し方まで、虫捕り網の使い方をより分かりやすくご紹介します。
2.1 飛んでいる虫の捕まえ方
飛んでいる虫を捕まえる場合は、虫の飛行経路を予測することが重要です。虫の少し前方を狙って網を振り、虫が網に入ったことを確認したら、素早く網をくるっと反転させます。こうすることで、虫が網から逃げるのを防ぎます。また、風向きも考慮に入れると、より捕まえやすくなります。風の流れに乗って飛んでくる虫の場合は、風上から網を振るのが効果的です。
2.1.1 チョウやトンボを捕まえるコツ
チョウやトンボは、ひらひらと飛ぶため、予測が難しいですが、飛んでいる方向をよく見て、網を振るタイミングを見計らいましょう。チョウは花に止まっていることが多いので、花に近づいてきたところを狙うのが効果的です。トンボは、縄張りを持つ習性があるため、同じ場所を行ったり来たりすることが多いので、その習性を利用して捕まえることができます。また、網を上から振り下ろすのではなく、下から掬い上げるようにすると、捕まえやすくなります。
2.2 地面にいる虫の捕まえ方
地面にいる虫を捕まえる場合は、驚かせないようにゆっくりと網を近づけ、一気に被せるように網を振ります。バッタのように跳ねる虫の場合は、跳ぶ方向を予測して網を構えておくことが大切です。また、草むらに隠れている虫を狙う場合は、網を地面に沿って滑らせるように動かすと効果的です。
2.2.1 バッタやコオロギを捕まえるコツ
バッタやコオロギは、ジャンプ力が高いので、素早く網を被せる必要があります。また、草むらに隠れていることが多いので、網を地面に沿って滑らせるように動かすと、驚かせて飛び出させることができます。飛び出したところを網でキャッチしましょう。
2.3 捕まえた虫の取り出し方
網に入った虫を取り出す際は、一旦網を地面に置き、虫を網の奥に追い込みます。虫かごを持っている場合は、虫かごの口を開けて網の中に入れ、虫を優しく虫かごへと誘導します。虫の種類によって、コツもありますので、以下を参照ください。
虫の種類 |
取り出し方のコツ |
チョウ・ |
一旦網の外から羽を閉じた状態で、羽を傷つけないように優しく抑えながら、もう片方の手を網の中に入れて、胸の部分を掴むと取り出しやすくなります。 |
バッタ・ |
跳躍力があるので、しっかりと押さえますが、力を入れすぎると脚が取れてしまうので優しく扱いましょう。 |
カブトムシ・ |
脚が強く、爪が網に引っ掛かりやすいので、無理に引っ張らず、木や葉っぱにつかまらせて移動させるか、網を裏返して虫かごに入れると良いでしょう。 |
カマキリ |
カマで挟まれると痛いので、背中側から羽の付け根をつまむようにしましょう。軍手などをしていると安全です。 |
セミ・ |
翅(はね)を持つ昆虫は、飛んで逃げる可能性が高いため、網を地面に伏せて翅を抑え、飛べなくしてから、虫かごに移しましょう。特にハチは毒針を持っているので、注意が必要です。 |
これらの方法を参考に、様々な虫を捕まえて、観察してみましょう。虫の生態や行動を学ぶことで、虫捕りがもっと楽しくなります。
3. 虫捕り網のお手入れ方法
虫捕り網は適切にお手入れすることで、長く愛用することができます。破損や劣化を防ぎ、快適な虫捕りを楽しみましょう。
3.1 網の破れを補修する方法
網が破れてしまった場合は、補修することも可能です。小さな破れであれば、裁縫道具を使って縫い合わせるか、網戸補修用のテープを貼るのも手です。しかし、破れが大きい場合や、網全体が劣化している場合は、新しい網に交換する方が良いでしょう。
網の交換方法は、虫捕り網の種類によって異なります。安価なものは網の部分と柄の部分が取り外せないものも多く、網だけを交換することが難しいことが多いです。逆に網と枠、柄がセットになっている場合であれば、網だけ購入して交換することが容易です。
3.2 柄の汚れを落とす方法
柄の部分は、使用後に濡れた布で拭き取ることで、泥や汚れを落とすことができます。頑固な汚れには、中性洗剤を薄めたものを使用し、その後水拭きで洗剤をきれいに落としましょう。
3.3 保管方法
虫捕り網を保管する際は、直射日光や高温多湿を避け、風通しの良い場所で保管しましょう。長期間保管する場合は、網と柄を分離して保管すると、網の劣化や柄の変形を防ぐことができます。
これらの方法で虫捕り網を適切にメンテナンスすることで、長く愛用することができます。大切に使って、楽しい虫捕りの時間を過ごしましょう。
4. 虫捕りに最適な場所と時間帯
虫捕りは、場所と時間帯によって捕まえられる虫の種類や数も大きく変わります。是非色々と場所、時間帯を変えることで、どのように変わってくるかを体感してみてください。場所や時間によって、虫がまったくいない!ということも、大切なデータです。そうした経験値を積んでいくことで、ここにはいそうだな、とか、ここにはいなさそうだな、といった目が養われていきます。
但し、いつでもどこでもという訳にはいかないことに注意する必要があります。私有地に入ってはいけないことは当然ながら、国有林や保安林、研究林、様々な河川敷など申請が必要な場所であったり、立ち入り禁止の場所に違反して入ってしまう可能性もあります。そういったことも意識して行動することが必要です。
4.1 おすすめの場所
虫の種類によって好む環境は異なります。色々な場所に足を運んでみましょう。
4.1.1 公園
公園は、バッタ、チョウ、トンボ、セミなど、様々な種類の虫が生息しているため、初心者にもおすすめの場所です。草むら、花壇、林など、探す場所によって出会える虫も変わります。
但し、生きものを捕まえることや虫捕り網を持ち込むことを禁止している公園もありますので、注意が必要です。また、捕まえることはできても、捕まえた虫を持ち帰ることができない公園もありますので、観察したら、逃がして帰る必要があります。予め確認しておくことが無難です。
生きものを捕まえることができる公園であっても、他に公園を利用している方への配慮も必要で、むやみに網を振り回すことは避けましょう。
4.1.2 森林
森林は、カブトムシやクワガタムシなどの大型の甲虫類をはじめ、カミキリムシ、タマムシ、カナブンなど、多種多様な昆虫が生息しています。木の幹や葉の裏、落ち葉の下などを探してみましょう。ただし、足場が悪かったり、危険な生きものが生息していたり、かぶれる植物があったり、さまざまなリスクもありますので、注意が必要です。
また、前述した通り、申請が必要であったり、立ち入りが禁止されている場合も少なくありませんので、くれぐれも注意してください。
4.1.3 河川敷
河川敷は、トンボやバッタが多く生息している場所です。水辺に近い草むらや砂地を探してみましょう。また、水生昆虫を捕まえることもできます。水生昆虫については、たも網の紹介のなかでご紹介します。
やはり、河川敷も立ち入るために申請が必要だったり、制限される場所もあります。更に、上流で大雨が降って急激に増水することがあったり、ダムの放水による増水は非常に危険ですので、十分注意しましょう。
4.2 時間帯
虫の活動時間は種類によって異なります。チョウやトンボは日中に活動が活発になり、カブトムシやクワガタムシは夜行性のため、夜に活動します。セミは午前中によく鳴きます。捕まえたい虫に合わせて時間帯を選びましょう。
特に夜や早朝など、暗い時間帯に行く場所については、明るい時間帯に一度下見をして危険な場所などがないかを確認した上で、行くようにしましょう。
虫の種類 |
活動時間帯 |
おすすめの時間帯 |
チョウ・トンボ・バッタ |
日中 |
午前中~午後 |
セミ |
日中 |
午前中 |
カブトムシ・クワガタムシ |
夜 |
日没後~夜明け前 |
上記はあくまで一般的な活動時間帯です。天候や気温、季節などによっても活動時間は変化します。例えば、曇りの日や雨の日は、チョウやトンボの活動は鈍くなります。また、気温が低い日も、虫の活動は低下します。
虫捕りに出かける前に、天気予報を確認し、適切な服装で出かけましょう。また、熱中症対策として、こまめな水分補給を心掛け、帽子や日傘などで直射日光を避けるようにしましょう。
5. 虫捕りで注意すべきこと
楽しい虫捕りですが、安全に楽しむためにはいくつかの注意点があります。危険な虫や自然環境への配慮、そして自身の体調管理など、しっかりと準備をして出かけましょう。
5.1 危険な虫と対策
虫の中には、毒を持っていたり、刺したり噛んだりするものもいますので注意が必要です。スズメバチやアシナガバチは攻撃性が強く、刺されるとアナフィラキシーショックを起こす危険性もあります。チャドクガの幼虫は毒針毛を持ち、触れると激しいかゆみを引き起こします。また、マダニは様々な病気を媒介するため、注意が必要です。これらの虫を見つけた場合は、近づかないようにしましょう。
こちらの記事もご参照ください!
アウトドア好き必見!「危険生物」への対応 -安全にアウトドアを楽しむために-
危険な虫に刺されたり噛まれたりした場合の応急処置と、刺されないための対策を以下の表にまとめました。
虫の種類 |
特徴 |
対策 |
応急処置 |
スズメバチ・アシナガバチ |
攻撃性が強く、毒針で刺す。黒い服に寄ってくる習性がある。 |
黒い服や香水、整髪料などは避け、白い服を着る。巣に近づかない。 |
患部を流水で洗い流し、毒を絞り出す。抗ヒスタミン軟膏を塗布し、医療機関を受診する。 |
チャドクガの幼虫 |
毒針毛を持ち、触れるとかぶれる。風で毒針毛が飛ぶこともあるので、注意が必要。 |
幼虫の発生時期(4~6月、9~10月頃)は、発生しやすい場所(ツバキ、サザンカなど)に近づかない。長袖、長ズボンを着用する。 |
セロハンテープなどで毒針毛を取り除き、流水で洗い流す。ステロイド軟膏を塗布し、医療機関を受診する。 |
マダニ |
吸血し、様々な病気を媒介する。 |
草むらに入るときは、長袖、長ズボンを着用し、肌の露出を避ける。虫よけスプレーを使用する。帰宅後は、体についたマダニをすぐに取り除く。 |
無理に引き抜こうとすると、口の部分が皮膚の中に残ってしまう恐れがあるので、医療機関を受診する。 |
5.2 熱中症対策
特に夏の虫捕りは、熱中症に注意が必要です。こまめな水分補給を心掛け、帽子や日傘などで直射日光を避けるようにしましょう。また、通気性の良い服装を心がけましょう。具合が悪くなったら、すぐに涼しい場所で休憩しましょう。
5.3 虫捕りのマナー
虫捕りを楽しむ際には、以下のマナーを守りましょう。
マナー |
詳細 |
私有地への立ち入り禁止 |
他人の土地に無断で入らないようにしましょう。 |
虫の乱獲をしない |
必要な分だけ捕まえ、生態系への影響を最小限にしましょう。採集圧がかかることで、その場所の生態系のバランスが崩れてしまう可能性もあります。そうなると虫捕りを楽しむことができなくなってしまいます。 |
ゴミは持ち帰る |
自然環境を守るため、ゴミを必ず持ち帰ることは基本中の基本です。 |
周りの人に迷惑をかけない |
大声を出したり、走り回ったりしないように注意しましょう。 |
許可なく採集禁止の場所では採集しない |
国立公園特別保護地区など、場所によっては採集が禁止されている区域があります。事前に確認し、ルールを守りましょう。 |
採集禁止の種を採集しない |
天然記念物や絶滅危惧種など、法律で採集が禁止されている生きもの(種)があります。事前に確認し、採集しないようにしましょう。 |
これらのことに気を付けて、安全で楽しい虫捕りをしましょう。
6. 虫捕りの楽しみ方
虫捕り網を使って捕まえた虫は、ただ捕まえるだけでなく、様々な方法で楽しむことができます。ここでは、代表的な楽しみ方を紹介します。
6.1 観察
捕まえた虫をじっくり観察してみましょう。虫眼鏡(ルーペ)を使うと、小さな体の構造や模様、触角の動きなど、肉眼では見られない細部まで観察することができます。虫の体のつくりや動きを観察することで、その虫の生態や特徴をより深く理解することができます。図鑑などで調べると、さらに知識を深めることができます。
例えば、チョウの羽の鱗粉の様子や、バッタの足の構造、トンボの複眼などを観察することで、それぞれの虫がどのように環境に適応しているのかを知ることができます。また、幼虫と成虫の姿を比べてみるのも面白いでしょう。時間をかけて観察することで新たな発見があるかもしれません。
6.2 写真撮影
捕まえた虫を写真に撮って記録に残しましょう。スマートフォンのカメラでも十分に美しい写真を撮ることができます。自然光の中で撮影すると、虫の本来の色や質感を捉えることができます。背景を工夫したり、接写レンズを使ったりすることで、より魅力的な写真を撮ることができます。また、逃がす前に虫の自然な姿を写真に残すことも良いでしょう。
最近では、スマートフォンのカメラ機能も進化しており、マクロ撮影モードやポートレートモードなどを活用することで、まるでプロが撮影したかのような美しい昆虫写真が撮れるようになりました。ぜひ色々な機能を試してみてください。また、撮影した写真は図鑑アプリなどで種類を調べたり、SNSで共有したりすることもできます。
但し、特定外来生物や絶滅危惧種といった生きものの扱いや撮影した場所の情報などは、問題に可能性が大きいので、SNSでの投稿は十二分に気をつける必要があります。
6.3 標本作り
標本作りは、虫の姿を半永久的に保存する方法です。その時期その地域に生息していたという貴重な記録にもなり、環境の変化を知る上でも重要な役割を果たします。適切な方法で作成すれば、虫の体の特徴や模様を長く観察することができます。標本にする際には、虫を傷つけないように丁寧に扱い、適切な薬品を使用することが重要です。
標本作りには、昆虫針や展翅板、乾燥剤など、専用の道具が必要です。初心者の方は、標本キットを利用すると手軽に始めることができます。但し、命を奪うことになるため、安易に標本にするのではなく、必要な場合のみに限定しましょう。
これらの楽しみ方を参考に、自分なりの虫捕りの楽しみ方を見つけて、自然と触れ合う喜びを味わってみてください。
7. まとめ
この記事では、子どもと安全に昆虫採集を楽しむための虫捕り網の選び方、使い方、そして注意点や楽しみ方などについてご紹介しました。虫捕り網は、網の大きさや素材、深さによって捕まえやすさが変わるため、捕まえたい昆虫に合ったものを選ぶことがお勧めです。また、それぞれの昆虫の行動パターンを良く観察して理解しておくことで、より多くの昆虫を捕まえることができるでしょう。
昆虫採集は、自然と触れ合う貴重な機会です。危険な虫や熱中症への対策、そしてマナーを守りながら、観察や写真撮影、標本作りなどを通して、昆虫の世界を存分に楽しみましょう。